| 手ばらしによる既存家屋の解体が終わり、樹木、石垣を壊しつつ、仮設の斜面道を重機がよじ登り、さらに上段から下へ掘削機の腕を伸ばして古い石垣を取り壊します。 |
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| 次は宅盤上段の石垣補強工事です。栗石による古い石垣が既存宅を取り囲む形でありましたが、これは老朽による耐震性劣化を考えると次世代に残せません。新しく作り直す必要があります。ただし裏の脇屋が上段に近接しているため古い石垣をそのまま残し、新しいブロックをそれへもたれかかる様な形で積むことになりました。これにより新しいブロック壁は従前の石垣よりも1メートル前後せり出してきますので、実質的な宅盤の面積が減る勘定です。そのため、この面積減を補う形で下段の造成ブロックは通常の間知(けんち)ブロックに比べ鉛直に近い勾配で積み上げ可能なものを使いました。それは次回の記事でご覧いただきます。 |
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| 下の画像からは、浸透雨水がブロックの裏側に滞ることなく効果的に排出されるように暗渠配管を敷設されている様子が分かると思います。 |
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| このように工事が進むにつれてもとの宅地の原型が3次元的にどんどん失われていくことになります。綿密な測量と立体シミュレーションを繰り返したこの計画でしたが、果たして計画している建物が本当に宅盤内に収まるのかといった不安がこれから長く私を苦しめることになるのです。さらに高難度工事は続きます。 |